書籍表紙

『ギャンブルは、意志ではやめられない』の全文を、この場所で無料公開しています。
ギャンブルをやめたいと思い始めた、当事者本人に向けて書いた本です。
副題: 当事者がたどり着いた、「工夫でやめ続ける」技術
頭から順に読むことをおすすめします。

序章 この本について

0.1 私は医者ではない
0.2 「もう無理だ」の日
0.3 この本の道すじ

第1章 ギャンブルとは何か——投資との線引き

1.1 負けが前提か、勝ちが前提か
1.2 負けを、説明できるか——見込みは正確だったのか
1.3 金額の大小は、関係ない
1.4 一回ではなく、トータルの話
1.5 あなたは、誰と勝負しているのか
1.6 「ギャンブル」という言葉は、伸び縮みする
1.7 法律の線と、負けの線は、別の場所にある
1.8 なぜ線引きが必要か——新しいギャンブルは生まれ続ける
1.9 「お金を出して、偶然が絡む」行為を、すべて分類する
1.10 「射幸行為」——お金を出して偶然が絡む行為の、本当の名前
1.11 「射幸性」——偶然の幸運で儲けたい心を煽る力の強さ
1.12 パチンコと競馬、どちらが煽るか
1.13 数字で確かめる——依存する人は、どこから生まれているか
1.14 私たちをギャンブルに依存させる本当の要因
1.15 FX、オリパ、オンラインカジノの射幸性
1.16 宝くじは、どうか
1.17 その賭けは、本物か——詐欺という第三の箱
1.18 判定表——ここまでの総まとめ
1.19 投資まで規制してはならない
1.20 簡単な見分け方

第2章 ギャンブル依存は病気である

2.1 ギャンブル依存とは
2.2 意思に反して、やってしまう
2.3 嘘も、症状である
2.4 病気だと認めたときから、回復が始まる
2.5 ギャンブル依存は治るのか
2.6 本人ですら、誤解している
2.7 「自己責任」で一番得をするのは、誰か
2.8 治療には、必要な費用がかかる
2.9 自覚を試す、簡単な方法
2.10 ギャンブル依存とギャンブル中毒

第3章 意志でやめようとしてはならない

3.1 破られるべくして破られた誓い
3.2 意志は、波の形状をしている
3.3 意志でやめる方法の欠陥
3.4 意志の力の弊害
3.5 衝動の側にも、波がある
3.6 衝動の波は、コントロールできる
3.7 対策が取れるのも、意志の力による
3.8 意志の特性を知ることが対策になる
3.9 スリップのメカニズム

第4章 工夫でやめる——対策の重ねがけ

4.1 完璧な対策は、ない
4.2 さまざまなギャンブル対策
4.3 対策には、強弱がある
4.4 自分以外の人が関わる対策には、期限を決める
4.5 衝動が来てからでは遅い
4.6 自分のパターンを知る——お盆の例

第5章 対策の仮面を被った依存行為

5.1 「少しずつやめていく」とは
5.2 趣味を見つけてやめる、とは
5.3 ギャンブルをやめることに、理由をつけてはならない
5.4 「勝てないからやめる」の的外れ
5.5 ギャンブルの一部分たりとも肯定してはならない
5.6 ギャンブル関連の動画は、見ないほうがいい
5.7 「やめ方は人それぞれ」の落とし穴

第6章 やめるとは、やめ続けることである

6.1 ギャンブル依存症の「完治」は、誰にも認定できない
6.2 お金と信用は、取り戻せる
6.3 ギャンブル依存になったことの、数少ないメリット
6.4 「もう大丈夫」は、最大の罠

第7章 行動が先、意識は後

7.1 意志を高める、唯一の例外
7.2 知ることと、やることの間
7.3 今日、外に出る行動を一つ

第8章 借金の話

8.1 借金とギャンブルは、別の問題
8.2 焦って、返さない
8.3 借金の肩代わりは、絶対のタブー
8.4 債務整理について

第9章 コミュニティの力

9.1 やめ続けている人の、共通点
9.2 それでも、人は離れていく
9.3 助ける人が、結局は助けられる
9.4 コミュニティの力の、無限の可能性

第10章 あなたの病気は、家族を巻き込んでいる

10.1 家族は、何一つ悪くない
10.2 家族の「冷たい対応」は、正しい対応
10.3 家族には、あなたを見放す自由がある

終章 賭けない日々の先に

11.1 取り戻したもの
11.2 連鎖を、断ち切る
11.3 最後に

おわりに